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このボディはツーリングカー・スーパーサイズです。シャシーにはHPI スーパーRS4を使用しています。

Modeling technic
LED電飾
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PORSCHE
HPI
Marco Pantani
Bianchi
C.ミッチェルの物置小屋
RC WORLD
プラトピア玉野店
PORSCHE 911GT3
『リーズナブルで、かつ作戦とドライバー次第では優勝も狙えるGTカー』を供給し続けるポルシェが、ル・マンGT2クラスに照準を合わせて開発した996系のレーシングカー。
ル・マン24時間はもちろん、全日本GT選手権やALMSなど、プライベーターの手によって世界各地で人気のGTクラスに参戦し、好成績を上げ続けている現代の名車である。

2004年3月に岡山県玉野市のプラトピア玉野店WANGANサーキットで開催されたRC World誌主催イベント『カレラカップ・エンデューロ2004』に参加するために製作したボディです。
このレースは三人一組で三時間を走るワンメイクレースで、シャシーとボディだけでなくモーター・バッテリー・タイヤまでもがワンメイクと定められており、『究極のイコールコンディション』が実現されています。
筆者はC.ミッチェルさんこと内海さんのお誘いで、春野さんとの三人チームを結成。チーム名は実車モータースポーツ界では有名な『TWR』として参加しました。といっても、こちらのTWRは『Taco West Racing』の略。すなわち『関西タコ部屋会』とでもいいましょうか、まあそういうチーム名です。


カラーリングは、同年2月15日に亡くなったイタリアの自転車ロードレーサー、マルコ・パンターニ選手の追悼ボディとしました。稀代の山岳スペシャリストとして名をはせた彼が98年にダブルツール制覇(ツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアという二つの有名な自転車レースで優勝。実車レースでいうと、ル・マンとモナコGPとで同じ年に勝つようなものです)した時のBianchiカラーです。
緑色のような水色のような微妙な色は『チェレステ』と呼ばれるBianchi伝統のワークスカラーで、ファスカラーのブルーとホワイトとイエローを適当に混色して作りました。この色、Bianchi社創立当時のイタリア王女の瞳の色に由来するとも、イタリアの青空の色をイメージしているとも言われている色です。
黄色とのグラデーションやボディサイドの筆で描いたような模様は、パンターニ選手が乗っていた当時のBianchiチームカラーになっています。

電飾はヘッドライトのみです。もっとも、春先とはいえカンカン照りのなかで行われたレースではLEDを点けても見えないので、「リフレクタがちょっと格好いい」くらいの差でしかありませんでしたが。
テールにはマフラー出口の切り欠きがモールドされていましたので(標準ではステッカーでマフラーを再現)、切り取ってYOKOMOのドリフトセット用のテールマフラーを取り付けました。
普通のツーリング用に設計されたマフラーのセットを無加工でそのまま付けたので、マフラー出口は左右とも外に向かって傾いたままになっていますが、メッキのテールエンドが走行中にキラキラと光って非常に格好良かったです。

レースですか?
「バッテリーのコネクタが異常に刺さりにくい」という不具合を除いて大きなトラブルもなく、三時間を無事走り切りまして、参戦十二台中九位という成績でした。主に足を引っ張ったのはもちろん筆者ですが。
まあ、楽しかったし、標的にしていたチームRCワールドには勝ったので良しとしましょう。(笑)