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このボディはHPIサベージ用のボディです。シャシーはナロートレッド化したTB-EVO1 SSRペースカーを使用しています。
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アメリカントラックの未来像をイメージして市販されたシボレーSS-R。未来的なフォルムながら、そのエンジン音は昔ながらのアメリカンV8サウンド。コンバーチブルトップという特性を生かしてNASCARやIRLといったアメリカンモータースポーツでオフィシャルペースカーとして使用されている。

ツインリンクもてぎで開催されたIndyJapan300。そこで使われていたオフィシャルペースカーを再現したものです。
もともと「そのうち作ろう」と思ってサベージ用SS-Rボディにアタリをつけていたところに、RC-World誌マッキー氏から
「今度、奈良のOS Fieldでコルベットボディのワンメイクレースをやるんですよ」
と言われ、急遽そのイベントのペースカーとして製作することになったのでした。


資料は用意してあったので問題なかったのですが、ボディがサベージ用なので、全幅もホイルベースもツーリングサイズに適合するとは限りません。
実際計ってみると、フロントタイヤ部分の幅が170mmしかなかったり。リアも微妙に狭くて186mmくらいです。
反面ホイルベースはアーチの切り方でどうにかできる誤差範囲だったので、シャシー自作という事態は免れました。このあたり、詳しくはシャシーのTB-EVO1 SSRペースカーのページで紹介します。

ボディ側面の青い部分は、実車ではほとんど色の差がない2色でチェッカー模様が描かれています。実際、筆者自身実物を見るまでブルー一色だと思っていました。このモデルではわかりやすいように色の濃淡の差を大きめにつけています。
白色に見える部分も写真やビデオで見ている時は単純な白だと思っていたのですが、実車を見るとかなりはっきりしたクリーム色でした。このモデルでもクリーム色にしてあります。
写真のドア部分に貼ってあるイベントステッカーは、RC-World誌主催レース『ZR-1トロフィー』のもので、実車ではここにIRLのイベントロゴが描かれています。
荷台側面の『OFFICIAL PACE TRUCK』の白文字だけが裏貼りステッカーで、他は表からステッカーを貼ってあります。これは他のイベントに流用することも考えて、貼り替えられるようにするためです。
荷台部分の凹みはサベージ用ボディの証で、実車にはこんな物はないのですがどうしようもなく放置。
屋根の上の穴は後方オンボードカメラの録画ボタンを押すための穴です。
実車には前後のオーバーフェンダーを繋ぐようにドアの下に赤いサイドステップがあるのですが、そこまでは再現している時間はなく、今後の課題として残りました。

リアビューからはオンボードカメラのレンズが目立ちます。
屋根の後方(レンズの上)に窓が開いていますが、実車ではここにも電飾が施されています。ギリギリまでここにもLEDを仕込むつもりだったのですが、どうやってもオンボードカメラと干渉するため断念しました。
オンボードカメラの視野に映り込むのを避けるため、ボディマウントと受信機アンテナ取り出し位置が脇に寄せてあるのも見ていただけると思います。
通常シャシーに取り付けるアンテナパイプをボディに取り付けてあるため、ボディの脱着にはたいへん手間がかかることになってしまいました。また、アンテナ線と電飾関係の配線とは距離を置かなければノーコンの原因になり得るので、アンテナ線はボディ側面を這うようにしてこの位置に出ています。

電飾は二系統。実車にはない屋根の上のフラッシュライトには、視認性を優先してHPIのフラッシュライトキットを採用しました。LEDではなくキセノン管を使用したフラッシュですので真夏の炎天下でも光っていることがわかります。ただこのキット、点滅パターンがランダムに変化していくので、ペースカー用電飾としてはあまり適していません。
それ以外の部分にはTB500オフィシャルセイフティトラックに使用したのと同じ電飾回路を仕込んであります。ヘッドライト(白)/前ウィンカー(オレンジ)/テールライト(赤)/後ウィンカー(オレンジ)/ハイマウントストップランブ部分(白と青の交互) が、LEDによって点滅します。屋根の上のフラッシュライトを含めて、電飾関係のON/OFFはプロポから操作可能で、このスイッチはシャシーの方に設置されています。

ドライバー人形も乗せてあります。ペースカーということでジェットヘルメットにサングラス、髭まで生やしたドライバーを製作しました。
本来このペースカーを運転するのは、もっとラフなシャツ姿のオフィシャルなのですが、筆者の趣味でセイフティクルーのつなぎを着たドライバーを乗せてあります。