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このボディはABCホビー GOOSE用です。

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ABARTH(イタリア)
FIAT AUTO JAPAN
ABCホビー
TAMIYA

BIANCHI JAPAN
FIAT 500
イタリアの大衆車FIAT600を伝説のチューナー カルロ・アバルトが大幅にパワーアップしたレーシングカーが、ABARTH 1000TCRである。
小さな車体に「アバルトマジック」と呼ばれた高出力エンジンを搭載したため、エンジンフードを開けたままにして熱を逃がしていたほどの「羊の皮を被った狼」であった。


2010年7月、愛知県の中部国際空港セントレアで開催された『ペーパームーンRCフェスタ』で使用したボディです。
といっても実はこのレースのために製作したものではなくて、2005年に自転車メーカーのBIANCHIがプロロードレースチームLIQUIGUSにフレームを供給しはじめて『LIQUIGUS BIANCHI』になったことを記念して塗装したっきり、搭載するシャシーがなくて置きっぱなしになっていたボディなのでした。

ステッカーはすべて自作。特に屋根のBIANCHIのエンブレムは、MD5500ならではのゴールドでのプリントアウトを使用しました。インクの特性上、この屋根のステッカーだけは裏刷りできないので、表から貼ってあります。
ベースボディはもちろんタミヤ製です。塗料は、ビアンキの特徴であるチェレステ(パステルグリーンみたいな色)とダークブルーは自分で混色したファスカラーを、ライトグリーンはタミヤスプレーを使用しています。
エンジンフードはプラスチック成形品なので、ポリカボディ用の塗料は使えず、かといってプラモ用カラーでチェレステを混色するのも面倒だったので、タミヤのプラモデル用スプレーカラーからミントグリーンマイカを買ってきて塗装しました。偶然ですがポリカ用塗料のライトグリーンとぴったり色があって、格好良くなったと思っています。

どうしてこのボディを投入したかというと、シャシーにこの時期発売されたばかりのABCホビーGOOSEを使おうと思ったからなのですよ。
ていうかGOOSEが使いたくて、このレースに出場することにしたというのが本当のところ。せっかくRR(リアモーター/リア駆動)のシャシーを使うんだから、ボディも実車がRRレイアウトのクルマを使おうと思ったからでした。
ところがこの時期、いろいろ立て込んでいてなかなか塗装する時間が取れず、長い間放置していたこのボディを投入することをしたのです。エンジンフードだけは(以前塗ってなかったので)この時に塗装しました。
で、そのモーター。
上画像を見ていただければわかりますが、ボディに成型されたリアバンパーと1mmくらいしか隙間がありません。本当にギリギリです。
このクリアランスでは、後ろからぶつけられたりぶつかったりしたら、すぐにモーターに衝撃が伝わってしまいます。
構造上、衝撃が加わってモーターが少しでも(コンマ数mmでも)ずれると、駆動用のギアが壊れてしまうことになるので、レース当日のドライビングは本当にひやひやでしたよ。
でも、この開いたエンジンフードから見えるモーターの格好良さには代えられませんでした。これは本当に格好いいですよ。