タミやんは、タミヤ『楽しい工作シリーズ』のユニバーサルフレームを使ってつくるロボットです。
 でもそれいがいに、手足のかんせつを動かす『サーボ』というぶひんや、そのサーボを動かすための命令を送るコンピュータ、それに、みんながロボットをそうじゅうするためのコントローラーなど、いろんな部品が必要になります。
 こうぐも含めて全部で五万円くらいかかってしまいます。お金のことは、お父さんやお母さんとよくそうだんしましょう。
 その時に、さいしょのページの右側にある『ご両親へ』をよんでもらうといいでしょう。
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コンピュータとサーボ【?】わからなければ
コントローラーせつぞくボード
バッテリー
プレステコントローラー
そのほかのぶひん
やすく手に入れる方法

タミヤ ユニバーサルフレーム

 タミヤの楽しい工作シリーズ『ユニバーサルフレーム』にはいろいろな種類があります。
右下のしゃしんは、タミやんを作るのに必要な3種類の製品です。

1: 一番左のオレンジ色のセットは、『ユニバーサルアームセット』といいます。
 棒のような細長いパーツと、L(エル)字型パーツとがセットされています。写真はオレンジ色ですが、他のフレームと同じグレーもあります。場所によって使い分けるのなら、グレーのものも買っておきましょう。
2: 真ん中の『ユニバーサルプレート(2枚セット)』は、小さな板状のパーツ2枚とL(エル)字型パーツとがセットされています。
 オレンジ色の小さな部品は「プラスチックリベット」とよばれるパーツで、回転するところにつかいます。
3: 右側の大きな袋に入ったセットは『ユニバーサルプレート L(エル)』とよばれています。大きな板が1枚と、L(エル)字型パーツとがセットされています。
 このセットに入っている板状パーツは大きいので、ロボットの大きな部品をつくるのに使います。


 ユニバーサルプレートセットには、板じょうのざいりょうのほかに小さな部品がいくつか入っています。
 上の写真の部品も、タミやんをつくるために使います。

1: この部品は『ユニバーサルプレート(2枚セット)』に入っています。タミやんを作るには使いません。
2: この部品は『ユニバーサルプレート(2枚セット)』に4個入っています。タミやんの足の部品に合計2個使います。

3: この部品は『ユニバーサルプレートL』に4個入っています。タミやんの足の部品に合計4個使います。
4: この部品は『ユニバーサルプレートL』に入っています。タミやんを作るには使いません。
5: この部品は『ユニバーサルアームセット』に4個入っています。タミやんの足の部品に合計4個使います。
6: これらの小さなパイプ状の部品は『ユニバーサルアームセット』に3種類4個ずつ入っています。タミやんの胴体にいちばん短いものを合計4個使います。

 これらの材料をどこにどんな風に使うかは、これから先に少しずつ説明していきます。
 タミやんの製作には、『ユニバーサルアームセット』を2つ(オレンジとグレーを一つずつ買うといいでしょう)、『ユニバーサルプレート(2枚セット)』を1つ、『ユニバーサルプレートL』が1つ必要です。

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コンピュータとサーボ
VSTONE VS-RC003
ロボットの動きをコントロールするためのコンピュータです。
このコンピュータは、スピーカーをつなぐことで音を出すこともできます。


JR RBS582
ロボットの手足を動かすためのモーターを「サーボ」とよびます。
タミやんには6個のサーボをつかいます。


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コントローラーせつぞくボード
 しょうひん名は『ゲームパッド変換(へんかん)コネクタ(ケーブル付き)』  上で紹介したコンピュータ『VS-RC003HV』と、下で紹介するプレイステーション無線コントローラーの受信機とのあいだをつなぐぶひんです。
 同じ名前『ゲームパッド変換コネクタ』で840円で売っているぶひんがありますが、これを買うと難しいハンダ付けをしなければならなくなりますので、かならず『(ケーブル付き)』と明記された、2100円のぶひんを買ってください。
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バッテリー
タミやんのバッテリーには、タミヤのR/Cカー『タムテックギア』用のニッカドバッテリーを使います。
ニッカドバッテリーは、他のバッテリーに比べて電気をたくわえられる量が少ないですが、取り扱いがかんたんで安全です。
タミやんはこのバッテリー一本で30分くらい動かすことができます。
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プレステコントローラー
タミやんには、プレイステーション2用の無線コントローラーがそのまま使えます。
ひだりのがぞうの左側にあるのが、HORI製のプレイステーション2用無線コントローラー、右側の黒いコントローラーはVSTONE製のロボット専用コントローラー『Vコントローラ VS-C1』です。
値段にはさほどの違いはないので、プレイステーション2用無線コントローラーを持っていなければ、Vコントローラーをおすすめします。
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そのほかのぶひん
ボディ(プラモデル)
 左のがぞうはボディにするプラモデルです。作例の『タミやん』では、タミヤのミニ四駆『ウニモグ』をボディに使っています。
 車体全体の大きさもぴったりで、荷台に『VS-RC003』がきれいにおさまることから、このボディを使うのがおすすめです。
 小さいとコンピュータやプレイステーションコントローラーの受信機、スピーカーなどが中におさまりきりませんし、大きすぎるとロボットがかっこうわるくなってしまいます。
 そのあたりをよく考えて選びましょう。
スピーカー
 タミやんから音を出すためのスピーカーです。
 ただ動くだけでなく、効果音や声を出すことでもっと楽しいロボットにすることができます。
サーボホーン
 サーボと手や足の部品とをくっつけるための部品です。
でんげんケーブル
 ニッカドバッテリーからコンピュータボードVS-RC003に電気を流すためのケーブルです。
 バッテリー側のコネクタは交換する必要があります。
ネジ
2mm(直径)×6mm(長さ)のナベ頭ネジがたくさん必要になります。
3mm(直径)のサラ頭ネジも何種類か必要ですが、後日種類と数をここに書きます。
それ以外のネジはユニバーサルプレートのセットの中に入っているもので十分です。
タイラップ
100円ショップで『結束バンド』などの名前で売られています。サーボのケーブルをまとめるのに使います。
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やすく手に入れる方法
 これらのぶひんをやすく手に入れることができれば、タミやんの製作費用を安くすることができます。
 それには、VSTONEの『Robovie-i』またはJR PROPOの『RB300』を買うことです。(左のがぞうはVSTONEの『Robovie-i』です)  これらは発売している会社によって名前がちがうだけの同じロボットなのですが、上で紹介したコンピュータ『VS-RC003』サーボ『JR RBS582』コントローラせつぞくボードの『ゲームパッド変換コネクタ(ケーブル付き)』、それにそのほかのぶひんの中で紹介した『スピーカー』も入っています。
 これらのぶひんを全部定価で買うと、35,000円くらいかかってしまいますが、Robovie-iやRB300は29,400円です。
 たくさんのあまりぶひんが出てしまってもったいない気がしますが、5000円も安くなるのでおすすめの方法です。
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