中古のプロポやサーボを入手した場合、受信機とアンプ/サーボとでメーカーが違うということがあります。
また、中級者以上では、サーボのフィーリングを優先してあえて送受信器とは違うメーカーのサーボを使用することもあります。
現在ではほとんどのサーボはそのまま相互に使用することができますが、古い製品で一部コネクターの配線の順序を入れ替えなければならない場合がありますので注意が必要です。
国内の代表的なプロポメーカーのコネクタを、下に一覧表にしておきます。

フタバコネクター
事実上業界標準のコネクターです。
黒色線が「−」赤色線が「+」白色線が信号線です。
画像下側のコネクタには逆接続防止用のツメが出ています。
サンワやJRの差し込み口に差す場合(例えばサンワやJRの受信機を使用しフタバのサーボを使用する場合)は、ツメを削り取る必要があります。
サンワ Zコネクター
サンワの新型コネクターです。
黒色線が「−」赤色線が「+」青色線が信号線です。
逆接続防止用のツメがありませんが、画像下側のオスコネクターはフタバコネクターの差し込み口にそのまま差すことができます。
下で紹介しているSコネクターとは電極の順序が違うので注意が必要です。このタイプのコネクターを使用する受信機も青色のケースに入っています。
サンワ Sコネクター
サンワの旧型コネクターです。黒色で成形され、線も黒一色のこのコネクターには特に注意が必要です
線の色は全て黒色ですが、「+」線には赤色のペイントが塗られています。
赤色のペイントが塗られているのが「+」、真ん中の線が「−」、赤色ペイントの反対側の線が信号線です。
線の順番が違うので、黒いケースにサンワ製の古い受信機に他社製のサーボやアンプを使用する場合は、コネクタのピンを入れ替える必要があります。
KOコネクター
逆接続防止のツメを含めて、フタバコネクターと完全に互換性があります。
線の順序も同じで、黒色線が「−」赤色線が「+」白色線が信号線です。
JRコネクター
JRのコネクターは線の色が独特です。茶色線が「−」赤色線が「+」オレンジ色の線が信号線になっています。
逆接続防止用のツメがありませんが、画像下側のオスコネクターはフタバコネクターの差し込み口にそのまま差すことができます。
なお、どこのメーカーでも、受信機と他社製のサーボやアンプとを組み合わせるのは推奨していませんし保証対象外になっています。
当然、故障等の原因になっても自己責任となることを明記しておきます。

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