TA04Rの走行特性がとても気に入ったのです。
その気に入りっぷりはTA03RS以来。ということで思いついたのが、『TA04で03RS用のショートホイルベースを作ってみたらどうだろう?』ということでした。
そんなわけで作ってみたのがこのTA04-SSS。上の画像はシャシーを真上から見たところです。メインシャシーは自作ですが、アッパーデッキはtechのMY02用を加工して使用しています。
というのもこのシャシー、ただのTA04のショート化ではなく、フロント周りはtech MY02のものがそのまま移植されているのです。
リアのTA04のデフプーリーは32t。フロントのMY02用プーリーは35tで、このままでは駆動がちぐはぐになるので、当然フロントとセンターのダブルワンウェイ仕様です。
あまりお見せしたくないシャシー裏面。フロント周り取り付け用のネジ穴がいっぱいあいてます。
最初ホイルベースのいいところを狙って穴をあけたのですが、ちょうどいい長さのベルトが手に入らず、フロントバルクヘッド全体を4mmほど後ろに下げました。この結果前方向へのホイルベース調整ができなくなりました。
フロントバンパーはMY02用になっています。
この通り、カーボンダンパーステーとセンターワンウェイ以外は TA04R (2nd) そのままのリア周り。
540モーターが積まれているのは、NRCの540モーターワンメイクレースに出た後に画像を撮影したためで、普段は23tくらいのモーターを積んでいます。
TA04に標準のベルトテンショナーを装備しています。これは、やはりベルトの長さの関係でたるみすぎるため。
画像はありませんがアッパーデッキの下側にも、バッテリーを避けるためのテンショナーが装備されています。
センタープーリーの上に見える黒いコネクタは、田宮製ブレーキ回路からでている電飾用の配線です。
フロント周りはまんまMY02です。
前述したようにこれによって前後の駆動比が違っており、リアタイヤがかなり滑らないとフロントに駆動が配分されないようになっています。
ダブルワンウェイにありがちな急激な挙動や大アンダーステアを嫌ったもの(そのかわり現状のセッティングでは常にアンダー傾向にあります。もうちょっと曲がって欲しいところ)で、昔愛用していたTA03RSでは同様の効果を純正OPの『トルクコントロールユニット』というもので行っていました。
まあこういうセッティングもあるということで。
アッパーアームの後ろに突っ立っているステーはスタビライザー用。画像ではスタビ自体は取り付けられていません。
青いコネクタはバッテリーに直結のヘッドライト電飾用のコネクタです。
巨大なウレタンバンパーは、破損しやすい911GT1のボディにぴったりフィットして保護するためのものです。