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TB-EVO1 SSR PaceCar
レースカーとはひと味違った遊び心が求められるペースカーの製作。
このシャシーはサベージ用シボレーSS-Rを載せることが前提なので全幅を縮めなければならないという課題とともに、電飾のON/OFFとオンボードカメラ搭載をテーマに製作しました。


2005年7月に奈良のOS Fieldで開催されたRC World誌主催のZR-1トロフィーのために製作されたオフィシャルペースカーのシャシーが、これです。
電飾やらサーボ関係やらの配線が這い回って何がなにやらわかりませんが、ご容赦下さい。今回、一部の電飾関係の回路もシャシー側に搭載してあるのです。中央部に見える緑色の小さいバッテリーパックは、ボディの屋根の上にあるHPIフラッシャー用電源で、フラッシャーの回路自体はモーターの上にマウントしてあります。
またすべての電飾をon/offするためのサーボ+マイクロスイッチも搭載しています。これについては後述。
ベース車両はタミヤTB-Evo1です。当初TB-01ベースで製作しようと思っていたのですが、ベース車両を買い出しに行ったショップの中古車コーナーでなぜかTB-01よりもこちらのほうが安かったのでこっちにしました。
ボディにはHotBodies社製HPIサベージ用のシボレーSS-Rを使用するのが前提になっているため、ホイルベースとトレッドをこれに合わせる必要がありました。
シャシー選択でTB系を選んだのはこのためで、全幅を調整するのにM03用のサスアームが使えるTB系のシャシーが必要だったのです。
最初はホイルベースを延長するためにシャシー自作まで覚悟していたのですが、実際にボディと合わせてみると誤差範囲で収まっていたので、こちらもサスアームで調整することにしました。
ちなみにタイヤ部分でのボディの幅は、フロント170mm/リア180mmでした。いろいろ組み合わせを試してみた結果、フロント:M03用リアサスアーム+TB01用ノーマルCハブ リア:TB-01用リアサスアーム+スーパーアスチュート用ハブキャリア で、全幅はぴったりになりそう。駆動を伝えるユニバーサルジョイントは前にM03用、後ろにTB-01用を使用。あとギアボックス側のカップにビッグフット用のものを使ってユニバの長さのつじつまを合わせました。
タイヤ/ホイールにはHPIから発売されたばかりのクラシックカー用タイヤを採用しました。小径(に見える)ホイールと高いタイヤハイトが、このペースカーの雰囲気にぴったりです。

左画像でロワサスアーム基部、バルクヘッドをシャシーに取り付けているネジの受け部分(バルクそのもの)を削り取ってあります。これをやらないとTB01用サスアームを使用することができなかったためです。バルクはアッパーデッキにも支えられているし、メインシャシーとはギアボックスで連結されているので強度的には問題ないでしょう。
また左画像では、リアオンボードカメラの画角を避けるために大幅に横に張り出したボディマウントステーも見ることができます。
走行するシャシーとしての改造はこれだけでおしまいです。あとはペースカーとして運用するための装備品。

ペースカーということで後ろ向きにオンボードカメラを搭載することにしました。右画像の上の方に見える2.5mmFRPのテーブル状のものがそのマウント台座です。カメラはこの台座に、ネジで固定します。カメラマウント用の穴が長穴になっているのは多少カメラ位置を前後させられるようにするためです。
積むのはI/Oデータ社製MotionPixの200万画素のもの。モデル末期ということで格安で入手できました。
ステーはタミヤモデラーズギャラリーでかなり以前に買ってあったTA01/02系FRPシャシーに使用するアルミステーを使用しています。
ドライバー人形を載せるため、カメラは実車の助手席の位置になります。ということで、設置場所はバッテリーの上。
背の高いボディのおかげで、これでもなんとかバッテリー交換が可能です。
カメラマウントの下(TB-Evoのアッパーデッキ上)には、電飾on/offに使用するマイクロサーボとマイクロスイッチが収められています。
3ch目で操作するマイクロサーボのサーボホーンで、2個のマイクロスイッチをON/OFFしています。別電源を使用するHPIフラッシュ回路と受信機共用電源となる電飾回路と、電飾が2系統あるためマイクロスイッチも2個使用しています。

これがカメラを搭載した状態。カメラのコントロールはプロポ側からは一切できないので、走行直前に電源を入れて録画ボタンを押す必要があります。
映像は(画質が悪いけど)問題なく録画できますが、カメラ内蔵のマイクがスパーギアのすぐ近くにあるため、録画中の音声はほとんどギアノイズのみになってしまいます。これはどうにもできないかなぁ……。