2003年8月に神戸で開催されたRC World誌主催イベント『トラック&ドリフトミーティング2003』のEPツーリングトラッククラスに参加するために製作したボディです。
イベント開催日が8月31日。ちょうど拙著『レディ*スクウォッター3 雷雲のライフライン』が直後の9月10日に発売になるということで、その宣伝のためのボディになりました。ついにカタカナのロゴ入りボディです。
このカラーリングは01年ドロームではじめて使ったものをアレンジしました。シリーズ第一作の『レディ*スクウォッター』のカバーイラスト背景を模したデザインです。
リアのスポンサーロゴの横にはカバーイラストそのものまで配してあります。
ボディはHPI社製の200mmツーリングカー用として販売されているもので、NASCAR CRAFTSMAN TRUCK SERIES を戦うシボレーシルバラードを再現しています。
ということでめずらしく電飾は一切なし。NASCARの車輌は実車もライト関係すべてステッカーが貼られているだけのダミーなので、これで実車通りです。
貼ってあるゼッケンはイベント主催者が用意してくれたものです。
NASCARとは趣が違いますが、実車っぽいことにはかわりありません。RC World主催のイベントはこういう細かいところに気を配ってくれるのがいいですね。
季節が真夏・会場がパーキングロットということで、発売間もないRIDE社製『リアルコンパウンドタイヤ』をテストもせずに実戦投入しました。実車のレーシングスリックタイヤと同じようにタイヤウェアを溶かしてグリップさせるというこのタイヤ、右がその走行後のタイヤ表面です。
見事な熔けっぷり。もうちょっと路温が高かったらブリスターまでできそうな勢いです。
グリップも非常に高く、舵角のかせげないMY02では曲がらなくて苦労したほどです。
走行が終わってピットテーブルに数分クルマをおいておくと持ち上げるときにテーブルにタイヤがへばりついて「ベリッ」と音がするあたりも、「くっついてるー」って感じですごかったですが、なんといってもこのタイヤ表面の格好良さですね。
なかなか好感触のこのタイヤ、パーキングロットの新たなヒット商品になるのではないでしょうか。