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このボディはフリーサイズです。シャシーにはTAMIYA ダイナストームを小改造して使用。タイヤには同じくTAMIYAのワイルドウィリー2用を使用しています。

Modeling technic
LED電飾
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VolksWagen
TAMIYA
マルク
Baja Bug (Beetle Custom)
フェルディナント・ポルシェ博士によって生み出されたVW Type1……すなわちVWビートルは、世界各地で40年にわたって生産され続けた自動車史上最も偉大なクルマの一つである。
砂漠を走破するデザートレース『バハ1000』の有力コンペティターたちがそのビートルの単純な構造と優れた基本設計に目を付けてバギーに改造したのが、いわゆるバハバグ。そのキュートな外観は、クルマに興味のない人々すら魅了する。

2004年マルク杯のために製作したボディです。マルク杯とは年に1度行われている大阪の模型卸業者『マルク』が主催するレースで、巨大水族館『海遊館』の前を特設サーキットにして、楽しいレースが行われます。場所が場所だけにR/Cに興味のない親子連れの観客も多く、電飾や派手なカラーリングを施したマシンには声援が飛びます。これは特に子供受けを狙ったボディです。
ベースになったボディは誰が見てもTAMIYAの射出成形時代からの超ロングセラー、ワーゲンオフローダーだと思うでしょうが、実はコレ、アメリカのPARMAが以前発売していたポリカボディです。
どう見てもタミヤのボディそのまま型取りしたとしか思えないんですけど……(笑) さすがに現在はカタログ落ちしています。

カラーリングは元ネタもなにもなく、手間の少なさと『それっぽさ』で決めました。
赤と黄色の塗り分け部分にある黒いラインは、ボディ裏面から筆描きで描いてあります。ドライブラシ風にかすらせるようにしてパターンぽく見せていますが。
で、それで塗り分け部分に太い境界線が出来たので、赤と黄色に関してはテキトーにマスキングして簡単にエアブラシで噴いただけ。ボンネットから天井へと繋がるオレンジの菱形は、これも適当にマスキングして蛍光オレンジを軽く噴いただけ。塗装後、イマイチ締まりがなかったので窓枠の黒は表側から筆で塗りました。
というわけでとんでもない手抜きボディです。
ただボディ自体は貴重な絶版品だし、形も気に入っているしで、電飾は施しました。ヘッドライトにマグライト球。テールはブレーキランプの赤色LEDが光ります。

このボディを搭載するため、ダイナストームにはボディマウントを増設する必要がありました。
前はアッパーデッキに、後ろはダンパーステーに加工して、汎用品のボディマウントを取り付けただけ。作業時間10分くらい。(笑)
タイヤ/ホイルにはメッキホイルが格好いいワイルドウィリー2用を使用。フロントはダイナストーム用ではシャフトが短くて届かないので、ワイルドウィリー2用アップライトを使用しました。
あと、前も後ろもサスペンションがストロークするとタイヤがボディに干渉するので、特に駆動輪であるリアだけはさすがにマズいので、タミヤのGPビッグタイヤ用とおぼしき硬めのスプリングに交換。さらにリアホイルハブを正体不明の厚めのモノ(たぶんアスチュート用)に替えて対策してあります。

もともとのタミヤ・ワーゲンオフローダーのボディは、最初は世界初の本格オフロード電動RCカー『バギーチャンプ』とシャシーを共用するマシンとして登場したモノです。それだけにRRのバギーシャシーとは相性が良くて、ボディの後ろからモーターが飛び出していて雰囲気満点。すごく気に入っています。
ホントは久しぶりにオフロードレースに出ようかと思って買ったダイナストームだったのですが、このボディならマグライト球も付いているので夜間のパーキング走行用にしてしまおうかと思っています。