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このボディはタムテックギアGT-01用です。

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Modeling technic
LED電飾
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FERRARI
TAMIYA
FERRARI 288 GTO
名車ディノ308GTBをベースとしながらもほとんどの部品を専用設計とし、1984年に発表された288GTO。『GTO』の名は、フェラーリによってレース専用に開発された車両であることを示している。
ピニンファリーナの手による美しい外観を持つマシンは、そのあまりの美しさ故であろうか、ついに実際にモータースポーツの場に投入されることはなかったという。


2008年、春のタミヤグランプリ関西のために作ったボディです。
フェラーリのレース用塗装の元ネタといえばワークスチームからプライベートチームまで様々ありますが、やっぱりメインを赤色で決めたいという点、F1のカラーリングをこのボディに移植するのはかなりセンスが必要そうだという点で、選んだのは1996年のデイトナ24時間でマックス・パピス/ボブ・ウォレク組で2位になったオープンプロトのFerrari 333SPから、MOMOカラーを選んでみました。
MOMOはもちろんイタリアのクルマ部品メーカーで、ハンドルやシフトノブ、ペダルエクステンションなんかを発売していますね。私のPunto号も、シフトノブはMOMO製に交換しています。
近年の私がタミヤグランプリで目指しているのは、コンクールデレガンスのみ。
コンデレ狙いならドライバー人形もそれなりに凝らなきゃねと言うわけで、ドライバーにもMOMOのステッカーを貼ってあります。
ちなみにこの288GTOのキット箱絵では、ドライバーはミケーレ・アルボレートになっています。288GTOが発表されたホビーショーでめざとくそれに気付いた私、すぐにタミヤの担当の人に尋ねましたところ「288GTOが発表された1984年にフェラーリF1に乗っていたから」という理由でした。マニアックですね(笑)

そしてもう一つ、このボディにはコンデレを取るための仕掛けが施されていたのでした。

そう。リトラクタブルライトです。
マイクロプレーン用の極小サーボを使って、送信機の3ch目で走行中に開閉できます。
開閉と同時にヘッドライト(電球色LED)のOn/Offも行っています(後述)
これでコンデレ取れなきゃ不思議……というわけで、コンクールデレガンスをいただきました。


後ろ姿はこんな感じ。ノーズの下側にあるフォグランプ/パッシングランプも含めて、電飾はすべて点きっぱなしです。ここは手抜きですね(笑)
そんなわけで、リア側の電飾はテールライトのみになっています。ウインカーやバックランプが点きっぱなしはおかしいもんね。

ボディのノーズ部分を裏側から見たところ。リトラクタブルライトの機構部分がよく見えます。
まず上の画像がライトを閉じたところ。
ライトハウス本体と、左右のライトハウスを繋ぐ部分は、1mm厚のアルミ板を切り出して折り曲げたものを使っています。
以前、1/10カウンタックでリトラクタブルライトを作ったとき、同じものをポリカーボネイト板で作って、剛性が足りずに結局左右別々のサーボでライトを上げ下げしなければならなくなったので、今回は剛性の点で有利なアルミ板を使いました。
フロントフェンダー裏側がかなり大きな面積でグラスメッシュとシューグー(私は黒色のシューグーを使っています)で補強されているのがわかると思います。これは単なるボディの補強ではなく、ライトハウスに繋がるヒンジをボディに固定する役割も負っています。

そしてこちらの画像がライトを上げたところ。
サーボとライトハウスを繋ぐ青色アルマイトのターンバックルの下に、小さなマイクロスイッチがあるのがわかるでしょうか。
このマイクロスイッチが、ヘッドライトの点灯スイッチになっています。
こんなところのリンケージにタミヤ製のアルミターンバックルを使ったのは単に「余っているから」なんですが、結果的にはライトの開閉具合を微調整しやすくて助かりました(笑)