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このボディはツーリングショートホイルベースサイズです。シャシーにはTA04SSSを使用しています。

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規定違反による悪夢の出場停止処分の後に投入されたオベ・アンダーソンが待ちこがれたショートホイルベースのラリーカー。
ワークス撤退後もTMGによって続けられた手厚いカスタマーサポートによって活躍。マルコ・マーチンやペター・ソルベルグなどプライベートチームで走る若い才能を育て続けたWRカー規定第一世代きっての名車である。

2003年マルク杯のために製作したボディです。マルク杯とは年に1度行われている大阪の模型卸業者『マルク』が主催するレースで、巨大水族館海遊館の前を特設サーキットにして、楽しいレースが行われます。
モデルアップしたのは2000年にプライベートチームからWRCに参戦していたマルコ・マーチンのカローラWRC。渋すぎる選択です。

このボディにはABCホビーから発売されているLED電飾キットを使用しています。
このキットはAORcと共同開発されたもので、SEAT CORDOBAなどに使用しているAORcのインテリ電飾キットの改良版ともいえます。
LEDまで配線ずみの完成基盤として発売されており、基盤そのものもインテリ電飾より小さいので設置は簡単。スロットル側に使用する二股コネクタまでついて実売3600円はバーゲンプライスですよ。(右画像で黒い紙のように見えているのはリフレクタ用のアルミシールです)
ところがテストのために電源を投入してみてびっくり。ブレーキ/ハザードのインテリ電飾のはずなのに、なぜかペースカーのように各LEDが点滅を始めるではないですか。
確認してみるとこれは異常ではなく、送信機からの信号が送られていない(送信機のスイッチが入っていない)状態でスイッチを入れると、ペースカーモードで起動するようにプログラムされているそうです。

メインスポンサーの『LUKOIL』というのは、エストニア(旧ソ連に属する国)の石油元売り会社らしく(一応webで調べたんですがロシア語だのポルトガル語だので読めず)、今もエストニア出身のマルコ・マーチンのパーソナルスポンサーとして彼のレーシングスーツにそのロゴを見ることができます。
このカラーリングは資料が極端に少なく、ラリー専門誌に掲載された3枚(うち一枚はモノクロ)の写真と、webで発見したミニカーの画像のみから製作しました。ご存じの通りラリーカーはイベントによって細かいスポンサーが違っていることが多く、これだけ限られた資料しかないのでは正確な再現は不可能なので、『だいたいこんな感じ』で製作した物です。

製作上特に苦労した点はありませんが、強いて言えば複雑な形状のリアコンビランプのリフレクタを作るのが手間でしたね。ケアレスミスで最初は右側だけ二個作っちゃったりしたし……
リフレクタ自体は、おおまかにボディの曲面に合わせて削り込んだウレタンスポンジの表面に、テールランプ/ブレーキランプ/ウィンカーと別々のくぼみを掘りアルミシールを貼り付けた物です。
ウレタンスポンジ全体を裏側からボディにシューグーで固定した後、ボディ表側からはそれぞれ発光部を透明カラーに変更して作り直した自作ステッカーを貼り付けておしまい。
こうやって書くと簡単そうですけど結構手間な作業ではあります。

お約束のイベントステッカーももちろん製作しました。(画像上)言わないと誰も気づかないですけど、そのくらい実物に似ているという事なのでよしとしましょう。
マルク杯は楽しいイベントなのですが、ゼッケンステッカーが見苦しい(白黒印刷でデカデカとKOだのATLASだののあまりかっこうよくないロゴが入っている)のが困りもので、今年はゼッケン部分も凝ってみました。(画像下)
で、配布されたゼッケンの数字のところだけ切り抜いてここに貼ってみたのですが、レース中のアナウンスの人にはわかりにくかったみたいで、ゼッケン貼ってないと思われちゃいました。あらかじめ一言言っておけばよかったかな。