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2007/10/20 仮オープン

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このホームページは、ワールドドロームを主催するRC World誌編集部とは無関係に、一参加者である都築由浩個人が開設しています。
著作権は都築由浩及びそれぞれの筆者・撮影者にあります。
商用・無償を問わず、転載には許可が必要です。






よく決心なさいました。
あなたがこれから参加しようとしているのは日本一楽しいR/Cレースです。
レースの経験が無くても問題ありません。自分に出来る範囲で楽しめばよいのです。
レース経験が豊富な方でも、ハイバンクオーバルではこれまでのノウハウが通用しないことがあるでしょう。
そんな時は、同じクラスのドライバーに声をかけてみてください。
見知らぬ人でも、ワークスドライバーでも、同じドローマー。よほど忙しいときでない限りはきちんと相談にのってくれるはずです。
一人であれこれ考えているよりはその方がよほど早道ですから、

ワールドドロームに参加を迷っている人がまず口にするのが、参戦費用の問題です。
確かに、シャシーを始めほとんどが特殊なクルマなので、年一回のイベントにしか使わないものばかり。一から揃えなければならない初年度はそれなりに負担があることは確かです。
しかし、年一回のイベントとはいえ、ワールドドロームでは同じシャシーやタイヤを三年・四年と使い続ける人が普通です。年一回のイベント故に、前年走らせたデータのあるシャシーやタイヤの方が安心して使用できるのです。
毎年のように新型シャシーに買い換えないで済む分、シャシー周りに関しては出費は少ないと言えます。

むしろ現在問題になっているのはバッテリーです。
日進月歩で進化し、しかも性能がタイムに直結するバッテリーだけは、毎年買い換えざるを得ません。
筆者の場合はバッテリーはそれなりのグレードのものを2セットだけを購入し、交互に追い充電して使用することにしています。
また参戦費用対策として進められているのが、Lipoバッテリー+ブラシレスモーターのワンメイク化で、トランザムクラス(2008年からはインディカークラスもこちらになるという噂があります)で実施されています。
1セットあれば追い足し充電で次々に使用できるLipoバッテリーと、メンテナンスの必要がないブラシレスモーターを使うことで、少なくともバッテリーとモーターに関してはほとんど手間いらずの環境を手に入れることができます。


ワールドロームのエントリーは、主催のRC World誌で発表され、web上で行われます。それ以前に大まかな時期の発表がありますので、その頃に発売されるRC World誌をチェックするようにしましょう。
Menuページからリンクしている ei-publishing の公式サイトでも告知が行われます。
エントリーフィーは2007年で18000円でした。 え、高いって?
そんなことはぜんぜんありません。それだけの価値は十分にあります。

なお、伊豆修善寺にあるサイクルスポーツセンターへの行き方は、こちらをご覧下さい。

またワールドドロームは二日間の日程で行われます。近くにお住まいでなければ宿泊する必要があります。
サイクルスポーツセンターにはサイテルという宿泊設備がありますが、有り体に言えば合宿所のようなもので観光地のホテルとは違いますし、ドローム開催中は満室となることがほとんどです。
サイクルスポーツセンター近くには修善寺温泉という温泉街もありますので、観光がてらそちらに宿を取るのも一つの方法でしょう。


ワールドドロームでは、参加費を抑えつつより激しいバトルを展開するために、シャシー以外も様々なワンメイク化やパーツ規制が行われています。詳しくは各クラスの解説にまとめますが、特にアンプとモーター、そしてバッテリーに関しては特殊なワンメイク機材を使用しますので、一覧表にまとめてみました。(2007年時点。※マーク付きの情報はあくまで噂です)
クラスバッテリーモーターESC(アンプ)
ストックカー
スーパートラック
市販ドロームモーター
(ブラシ・27T)
市販
インディカー市販ドロームモーター
(ブラシ・27T)
市販
※2008年からはトランザムクラスに準じたブラシレス+Lipoのワンメイク化か?
ナスカーライト市販ドロームモーター
(ブラシ・27T)
市販
トランザムenRoute社製
Lipo3セル
enRoute社製
ブラシレス
enRoute社製
ワンメイク
※2008年は2セルか?
 これらの機材は、参加申し込み開始後に「えい出版社」のポータルショッピングサイトであるSIDE RIVERで購入できるようになります。

マシンを作ると言ってもその前にどのカテゴリーに参加するか決めなければなりません。
カテゴリーによってマシンがまるで違うのです。
下の表にそれぞれのクラスの特徴や選択基準を簡単にまとめました。右端の『GO』をクリックすると、それぞれのクラスのノウハウを紹介するページにジャンプします。
なおここで紹介しているノウハウは「ドロームを楽しむためにはこのくらいは必要」程度のレベルです。各カテゴリーでトップを争うためのノウハウではないのであらかじめご了承下さい。
6セルのニッケル水素バッテリー+27Tのドロームモーターで争われる、ドロームの最高峰クラス。実車NASCARのストックカーを模した美しいマシンたちは100km/hオーバーで走行します。
「とりあえず最高峰クラスに参加したい」という方はここ。
>>more
ストックカーと同じシャシーを使うと言っても、ボディの空気抵抗の差で最高スピードが90km/h程度まで抑えられる。
スピードの代わりに得られるのは驚くほどの走行安定性。コース外での和気藹々とした雰囲気と、コース上の激しいバトルが魅力のクラス。
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文句なしに格好いいのがこのクラス。70km/hオーバーで走り回るフォーミュラカーの格好良さは格別です。フォーミュラカー好きならここ。
2008年からはブラシレスモーター+Lipoバッテリーのワンメイククラスになるという噂もあり。もしそうなれば、これまで以上に扱いやすく激しいバトルの場になるのは必至。
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各社4WDツーリングカーを使用するといっても、特殊なセッティングを施したマシンの最高速は80km/h程度。
ツーリングカーを使用するといっても、ハイバンクオーバルに対応するためにさなければならず、独特のノウハウが確立されているクラスでもある。
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プラシレスモーターとLipoバッテリーを採用して費用・ノウハウの両面でお手軽にドロームを楽しめるように工夫された入門クラス。スピードは低いけれど、モーター・バッテリーのワンメイクとギア比指定のおかげでドロームならではの超過密バトルを満喫できます。
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このクラスはレースではなく1台ずつのタイムアタックになります。
1周の加速ラップのあと叩き出されるスーパーラップに注目!
もう一つ楽しんでほしいのはその『音』です。120km/hを超えたあたりで微妙に変化する走行音が楽しめるのはこのクラスだけ。
>>more

クラス別の項でも触れていますが、アメリカンモータースポーツを模したワールドドロームでは、ボディの塗装にも気を配るのがいいでしょう。
といってもどんなマシンが実際に走っているのかわからないとどうしようもありませんので、02年/03年に実際に参加したマシンの画像をおいておきます。それぞれ画像をクリックすると別ウィンドウで大きな画像が表示されます。

07年の全体集合写真

07年の全体集合写真

07年のスーパートラッククラス

07年のインディクラス

07年ナスカーライト集合写真

06年ナスカーライト集合写真

03年のインディ中心

03年のストックカー中心

03年のスーパートラック中心

02年のストックカークラス

02年スーパートラッククラス


ワールドドロームに出場するためには、クラスによって多少の差こそあれ、ドロームでしか使わないような部品やエクイップメントを購入する必要が出てきます。
そんな時頼りになるのが、ここで紹介する2件のショップです。
またこれらのショップはドローム当日もピスト横に基本的なパーツ類を持ち込んで販売してくれる、ドローマーの力強い味方です。
紹介文中の地図のリンクはMapFunWebへのリンクです。
ハマキタホビー
静岡県浜北市西美蘭1065-2
TEL&FAX 053-586-3141
営業時間
平日pm1:00pm8:00
日祝am10:00pm8:00
定休日/木曜日
別ウィンドウに周辺地図を表示
ドロームに必要な物がすべて揃う、ドロームチャンプのお店。
行くたびに新しい発見が。何が埋もれているかわからない。
東名浜松ICからクルマで20分くらいです。
D-Drive Sports
神奈川県横浜市港北区新吉田町4576-2
TEL 045-593-3813
営業時間
月〜木13:00?20:00 金   13:00?21:30 土   10:00?21:30 日   10:00?20:00
定休日/未定休
別ウィンドウに周辺地図を表示
説明文

ワールドドロームが開かれる修善寺サイクルスポーツセンターのオーバルピストは、普段一般の立ち入りが禁止されている場所です。
それだけに、観戦にはいくつかルールがあります。
参加者の注意事項
ゴム底の靴:ドラミやレース終了後の抽選会等、何度かオーバルピストを横切ります。その際、ピストの特殊な舗装を傷めないために、必ずゴム底の靴を履いて来て下さい。
食事:ワールドドロームでは激ウマの牛串や豪華なハンバーガーのケータリングサービスが行われます。ペットボトルの冷たい飲み物も販売されます。
しかし飲み物くらいは用意していった方がいいでしょう。
日焼け対策:オーバルピストからの照り返しはアスファルトよりも強いようです。日焼け対策、熱射病対策に、少なくとも帽子とサングラスは用意しておきましょう。
入場料:観戦のみの方も、当日の観戦には入場料が必要です。(抽選会も行われます)お金の用意もお忘れなく。
ゴミ:何度も書きますが会場はサイクルスポーツセンターのオリンピック代表選手訓練用の設備です。一般に公開されているイベント会場のように、ゴミ箱は設置されていません。ゴミは自分で持ち帰るように、ゴミ袋等のご用意をお願いします。
たばこ:ピスト内はもちろん、ピットや周辺の通路でも会場周辺は指定の喫煙所以外は禁煙です。
ガム:万一の路面の破損を予防するためガムの持ち込みは禁止です。
電源:100V電源はありません。電源は自分で用意しましょう。(一応主催者が発電器を用意してくれているのですが、まったく足りません。コンセントは奪い合いになります。最初からないものとして考えておいたほうがいいです。
搬出入:駐車場からオーバルピストまでは距離がある上に、かなり急勾配の坂道です。特に帰りの搬出の際、上り坂になりますので、大型のカートか台車を用意しないと搬出入が大変です。
ピット:ピットテーブル、および椅子の用意は全くありません。自分で持ち込みましょう。
レース中:本文にも書きましたが、勢い余ってオーバルピストから飛び出してくるクルマがあります。自分のクルマの整備に夢中になっていてコレに当たると大けがになりかねません。観客から特に大きな歓声が上がった瞬間には注意しましょう。